公開日:2026年10月1日

履歴書の右上にある日付は、書いた日を書く欄ではありません。応募先に渡る日を書く欄です。ここが古いままだと、使い回した書類に見えます。1文字も書き足す必要はなく、いつの日付にするかを決めるだけで済みます。
日付は、提出する日を書きます
書いた日ではありません。応募先の手元に渡る日を書いてください。提出のしかたによって、その日は変わります。
| 提出のしかた | 書く日付 |
|---|---|
| 郵送する | 投函する日 |
| 持参する(窓口に置いていく) | 持っていく日 |
| 面接で手渡しする | 面接の日 |
| メールで送る | 送信する日 |
| 応募フォームから送る | 送信する日 |
1日や2日のずれで落とされることはありません。問題になるのは、何か月も前の日付が入っているときです。そこで「使い回している」と読まれます。
書いた日と提出する日がずれたとき
先に書いておいて、出すのが数日あとになることはよくあります。その場合は、出す日に合わせて書き直してください。パソコンで作っているなら、日付を直して印刷し直すだけです。日付と一緒に見直す年齢の欄は生年月日・年齢の書き方で解説しています。
手書きで、日付だけ最後に入れる形にしておくのも手です。本文を書き終えてから、投函する日に日付を入れる。これなら書き直しが出ません。
郵送が翌日になったとき
夜に投函して、消印が翌日になることがあります。1日の差は気にしなくて構いません。気になるなら、窓口に持っていって当日の消印にしてもらえます。
提出が1週間以上延びたとき
日付を直してください。1週間以上前の日付だと、応募を決めてから間が空いた書類に見えます。直すのは日付の欄だけで、他の内容は変える必要がありません。
位置は、右上です
多くの様式では、氏名の上、用紙の右上に日付の欄があります。欄があるところに書けば足ります。欄がない様式は多くありませんが、もし見当たらなければ、右上の余白に書いてください。
「年」「月」「日」の文字が印刷されている様式では、数字だけを入れてください。「2026年」と重ねて書くと「2026年年」になります。
空欄にしないでください
日付の欄が空いていると、書き忘れとして目に付きます。いつ出された書類かが分からないと、他の応募と並べたときに整理できません。書くことに迷いのない欄なので、ここを空けるのは避けてください。
複数の応募を同時に進めている場合、日付は応募先ごとに入れ直してください。1社目に出した日付のまま2社目に出すと、そこだけ古くなります。
西暦と和暦は、書類全体でそろえます
どちらで書いても構いません。決まりがあるのは「1枚の中で混ぜないこと」だけです。日付を西暦にしたなら、学歴・職歴欄も生年月日も西暦にします。
| そろえる場所 | ありがちな不一致 |
|---|---|
| 右上の日付 | ここだけ和暦になっている |
| 生年月日 | 和暦のまま残っている |
| 学歴・職歴の年月 | 学歴は和暦、職歴は西暦 |
| 免許・資格の取得年月 | 証書の表記のまま写して混ざる |
| 職務経歴書の日付 | 履歴書と違う形式になっている |
資格の証書が和暦で、履歴書を西暦で作っている場合は、西暦に直して書いてください。年が合っていれば、表記を変えるのは問題ありません。和暦と西暦の対応は西暦と和暦の書き方で解説しています。
和暦で書くとき
元号は略さずに書いてください。「R8」「令8」ではなく、元号を書いた形にします。改元があった年は「元年」と書くのが一般的です。
どちらで書くか迷ったら
西暦のほうが、年の前後関係が数えやすくなります。学歴や職歴の年数を自分で確かめるときも、西暦のほうが間違えにくいです。応募先から指定があれば、そちらに従ってください。
他の書類とも、日付をそろえます
応募書類が複数枚になる場合、日付は全部同じ日にしてください。履歴書が10月1日、職務経歴書が9月25日だと、途中で止まっていた書類に見えます。
| 書類 | 日付の扱い |
|---|---|
| 履歴書 | 提出日 |
| 職務経歴書 | 履歴書と同じ日 |
| 送付状(添え状) | 履歴書と同じ日 |
送付状を使い回すときは、ここを必ず見てください。前の応募のときの日付が残っていることが、いちばん多い見落としです。送付状の書き方は送付状の書き方で解説しています。
書き直したら、日付も見直します
内容を直して印刷し直すときは、日付も一緒に見てください。本文だけ直して、日付が前のまま残っているのがよくある形です。
手書きで日付を書き間違えた場合は、修正液や修正テープは使わず、新しい用紙に書き直してください。直した跡が残った書類は、そのまま応募先の手元に残ります。書き間違えたときの直し方は書き間違えたときの直し方で解説しています。
「必着」と「消印有効」は、意味が違います
締切の書き方によって、いつまでに出せばよいかが変わります。この2つを取り違えると、書いた内容に関係なく間に合いません。
| 締切の書き方 | 意味 | いつ出すか |
|---|---|---|
| 〇月〇日必着 | その日までに応募先に届いていること | 配達にかかる日数を引いて投函する |
| 〇月〇日消印有効 | その日の消印が押されていればよい | 当日の窓口受付時間内に出す |
| 〇月〇日締切(記載なし) | どちらか分からない | 必着として扱う。余裕を持って出す |
どちらか分からないときは、必着として扱ってください。早く届いて困ることはありません。履歴書の日付は、その投函する日に合わせます。
土日祝をはさむとき
郵便は、土日祝に配達されない区分があります。金曜に投函したものが、月曜や火曜に届くことがあります。必着の指定がある場合は、連休の前に出してください。
締切が近いときは、速達を使う判断もできます。ただし、指定がないのに速達にする必要はありません。間に合う日程で出すほうが自然です。
提出日が読めないときの決め方
在職中で、いつ出せるか分からないことがあります。その場合も、日付は空けないでください。出す日を決めてから、その日を入れます。
| 状況 | 日付の決め方 |
|---|---|
| いつ投函できるか分からない | 投函する日を先に決めて、その日で作る |
| 面接の日程が未定で、持参するか郵送するか決まっていない | 先に郵送すると決めて、投函日で作る |
| 書類を先に作って、応募を後日に回す | 出す直前に日付だけ差し替える |
パソコンで作っているなら、日付を差し替えて印刷し直すだけで済みます。この一手間があるので、応募のたびに書き直す前提で作っておくと楽になります。
学歴・職歴欄の年月と、混同しない
右上の日付は提出日、学歴・職歴欄の年月は入学・卒業・入社・退社の日です。役割が違うので、日付を直すときに職歴の年月まで動かさないでください。
職歴欄の年月は、雇用契約が始まった日と終わった日で書きます。最終出勤日ではありません。有給の消化で最終出勤と退職日がずれる場合は、退職日のほうを書いてください。離職票や雇用保険の記録と一致します。
在職中の最後の行
今も働いている場合は、最後の行に「現在に至る」と書き、その次の行に「以上」を入れます。ここに退職予定日を書き込まないでください。まだ確定していない日付を、決まったことのように書くことになります。
入社できる時期を伝えたいなら、本人希望記入欄に幅で書いてください。「内定後1か月程度で調整可能です」のように書けば足ります。
データで提出するときの日付
メールや応募フォームで送る場合、PDFの中の日付は送信する日にします。ファイル名に日付を入れるかどうかは、指定がなければどちらでも構いません。メールでの送り方は履歴書をメールで送る方法で解説しています。
| ファイル名の例 | 考え方 |
|---|---|
| 履歴書_山田太郎.pdf | 氏名が入っていれば足りる |
| 履歴書_山田太郎_20261001.pdf | 日付を入れる形。指定があればこちらに合わせる |
| rirekisho.pdf | 誰のものか分からない。避ける |
指定がある場合は、そのとおりにそろえてください。より丁寧な形に変えるのではなく、書かれたとおりにします。受け取る側の仕分けの都合で決められているものです。
送ったあとに日付を間違えていたと気づいたとき
日付だけの間違いで、送り直す必要はありません。面接で触れられたら、事実を答えてください。宛名や添付ファイルの間違いは送り直す場面ですが、日付の1日のずれはその対象になりません。
複数社に応募するときの回し方
同じ内容の履歴書を数社に出す場合、日付は出す日ごとに入れ直します。ここを面倒に感じて前の日付のまま使うと、書類を作った日がそろってしまい、使い回しが見えます。
効率よく進めるなら、手順を分けてください。
| 順 | すること |
|---|---|
| 1 | 日付と志望動機を空けたまま、他の欄を作り込む |
| 2 | 応募先が決まったら、志望動機を書き足す |
| 3 | 出す日を決めて、日付を入れる |
| 4 | 職務経歴書と送付状の日付もそろえる |
| 5 | 出力して、日付と宛先の2か所を見てから出す |
この順にすると、毎回作り直すのは志望動機と日付だけになります。1社あたり10分程度で回せる形にしておくと、応募数を増やしても負担になりません。
どこに何を出したかを記録しておきます
応募先と、出した日をメモに残してください。日付を書いた書類を出したのに、いつ出したか自分が覚えていないと、問い合わせのときに困ります。提出した書類は、コピーかデータで手元に残しておいてください。面接で聞かれたときの答え合わせに使えます。
Rirekisyで作る場合
Rirekisyには「記入日 ※提出日」の欄があり、年・月・日を入れます。「本日の日付」のボタンを押すと、その日の日付が入ります。出す日が決まっているなら、その日を手で入れてください。
履歴書と職務経歴書を切り替えても、氏名・ふりがな・提出日は共有されます。2枚の日付がずれることがありません。職務経歴書側にも同じ「記入日」の欄と「本日の日付」のボタンがあります。
日付の欄は、様式を「写真あり」「写真なし」「バイト用」のどれに切り替えても共通です。出力する直前に、もう一度この欄を見てから出してください。書類はPDFで出力できます。
よくある質問
Q. 郵送する場合、投函日と消印の日が違ってしまいました
1日の差は気にしなくて構いません。気になるなら、窓口から出して当日の消印にできます。
Q. 面接に持参する履歴書の日付はいつですか
面接の日を書いてください。事前に郵送していて、面接でも渡す場合は、それぞれ渡す日で構いません。
Q. 日付を空欄で出してしまいました
それだけで落ちるものではありません。次からは入れてください。面接で指摘されたら、事実を答えます。
Q. 西暦と和暦、どちらが丁寧ですか
差はありません。1枚の中でそろっていることのほうが見られます。
Q. 和暦を「R8」と略してもよいですか
略さずに書いてください。応募書類では元号を書いた形が通ります。
Q. 応募フォームで送る場合も日付は必要ですか
添付する履歴書には書いてください。送信日を入れます。
Q. 数社に同じ履歴書を出します。日付は同じでよいですか
同じ日に出すなら同じで構いません。日が変わるなら、その日に直してください。
Q. 日付は用紙の上に手書きで足してよいですか
欄があればそこに書いてください。欄がない様式なら、右上の余白に書きます。
Q. 年齢は提出日の年齢ですか、書いた日の年齢ですか
提出する日の満年齢です。その間に誕生日が来る場合は直してください。
Q. 職務経歴書に日付の欄がありません
用紙の右上に、氏名と並べて書いてください。履歴書と同じ日にします。