履歴書の職歴に契約社員・パートはどう書く?雇用形態の書き方

公開日:2026年10月13日

契約社員やパートとして働いていた期間を、職歴欄にどう書くか。会社名と「入社」だけを書くと、読む側は正社員だったと受け取ります。雇用形態は、隠すものでも、目立たせるものでもありません。ひとこと添えるだけで、経歴が正しく伝わります。

雇用形態は、会社名のあとにかっこで添えます

職歴欄に雇用形態を書く決まった欄はありません。正社員以外の場合は、会社名のあとにかっこで添えます。正社員の場合は、何も添えません。

雇用形態書き方
正社員株式会社〇〇 入社
契約社員株式会社〇〇(契約社員) 入社
嘱託社員株式会社〇〇(嘱託社員) 入社
パート株式会社〇〇(パート) 入社
アルバイト株式会社〇〇(アルバイト) 入社

「契約社員として入社」のように文にして書いても構いません。1枚の中で、書き方を揃えてください。

添えないと、正社員だったと読まれます

何も書かれていない職歴は、正社員として読まれます。雇用形態は、入社の手続きで前の職場の書類を出すときや、面接で仕事の内容を聞かれたときに分かります。そこで食い違うと、ほかの欄まで疑われます。最初から添えておくほうが、説明が要りません。

契約社員の書き方

契約社員は、期間を決めて雇われる働き方です。入社の行に雇用形態を添え、辞めた理由を正確に書きます。

2022年 4月 株式会社〇〇(契約社員) 入社
       〇〇センターにて受注業務を担当
2025年 3月 契約期間満了により退職

契約満了と、自分から辞めた場合

辞め方書き方
決められた期間の終わりまで勤めた契約期間満了により退職
期間の途中で、自分から辞めた一身上の都合により退職
更新されなかった契約期間満了により退職

期間の終わりまで勤めたのに「一身上の都合により退職」と書くと、自分の都合で辞めたと読まれます。最後まで勤めた事実は、そのまま書いてください。「退職」と「退社」のどちらで書くかは「退職」と「退社」の使い分けで解説しています。

契約を更新して長く勤めた場合

契約を何度更新していても、入社の行は1つで、最初に入った年月を書きます。更新のたびに行を足す必要はありません。入社から退職までの年数が、そのまま続けた期間として伝わります。

正社員に登用された場合

契約社員やパートから正社員になった場合は、登用された年月を1行足します。評価されて立場が変わったことが伝わる、書いておきたい行です。

2021年 4月 株式会社〇〇(契約社員) 入社
2023年 4月 正社員に登用
       現在に至る

パートの書き方

パートも、会社名のあとに「(パート)」と添えて書きます。勤めていた店や事業所の名前をかっこで添えると、どこで働いていたかが伝わります。

2020年 9月 株式会社〇〇(〇〇店・パート) 入社
       レジ業務、売場の品出しを担当
2025年 8月 一身上の都合により退職

書くかどうかは、応募先で変わります

応募先パート・アルバイトの経験
パート・アルバイトの求人職歴欄に書く。短い期間のものも、家庭に入っていた間の経験として書ける
正社員の求人長く続けたもの、応募先の仕事と関係が深いものを、雇用形態が分かる形で書く

正社員の求人に応募する場合でも、何年も続けたパートは、続けられることの根拠になります。雇用形態を添えたうえで書いてください。アルバイト経験の選び方はフリーターから正社員に応募する履歴書の書き方で解説しています。

派遣・業務委託は、書き方が違います

派遣社員として働いていた期間は、雇われていたのが派遣会社なので、派遣元と就業先を分けて書く形になります。書き方は派遣の履歴書の職歴の書き方で解説しています。

業務委託や請負は、会社に雇われていたわけではありません。「入社」とは書かず、契約の形をそのまま書きます。

2023年 4月 株式会社〇〇と業務委託契約を締結
       配送業務に従事
2025年 3月 契約終了

職務経歴書では、雇用形態を1か所にまとめます

職務経歴書では、会社ごとの欄に「雇用形態:契約社員」のように1行で書きます。会社の概要(事業内容、従業員数)と並べて書くと、収まりがよくなります。仕事の中身は、雇用形態にかかわらず同じ詳しさで書いてください。任されていた業務が、そのまま評価の材料になります。

Rirekisyで作る場合

Rirekisyの職歴欄は、会社ごとに会社名と入社・退社の年月を入力する形です。会社名の欄に「株式会社〇〇(契約社員)」のように、雇用形態まで入れてください。帳票には「株式会社〇〇(契約社員) 入社」「株式会社〇〇(契約社員) 退社」の2行で出ます。

退職の理由(契約期間満了など)や、正社員に登用された年月を書き入れる欄はありません。伝えておきたい場合は、職務経歴書の「業務内容・実績」の欄に書いてください。職務経歴書に切り替えると、職歴の会社名と年月は、空欄なら引き継がれます。

よくある質問

Q. 契約社員だったことを書かないと、分かりますか

入社の手続きや面接でのやり取りで分かることがあります。雇用形態を添えて書いておくほうが、あとで説明が要りません。

Q. パートを掛け持ちしていた時期があります

入った順に、それぞれ入社の行を書きます。今も続けているなら、最後に「現在に至る」と書きます。書き方は掛け持ちの履歴書の書き方で解説しています。

Q. 試用期間は契約社員で、そのあと正社員になりました

入社の行に「(契約社員)」と添え、正社員になった年月に「正社員に登用」と1行足します。

Q. 契約満了が続いていると、不利に見えますか

「契約期間満了により退職」と書いてあれば、決められた期間を最後まで勤めたことが伝わります。自分の都合で短く辞めたのとは、読まれ方が違います。

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