公開日:2026年10月6日

すでに別の仕事をしていて、もう1つ応募する。このとき迷うのは、今の仕事を書くかどうかと、どこまで伝えるかです。答えは、書いたうえで、入れる時間を先に示すことです。応募先の側から見ると、それで判断がつきます。
掛け持ちは、隠さずに書きます
掛け持ちであること自体を理由に不採用にする募集は、多くありません。応募先が困るのは、採用したあとで入れない時間が分かり、シフトが組めなくなることです。先に書いてあれば、その前提で検討できます。
もう1つ理由があります。複数の職場で働く場合、労働時間は職場をまたいで通算する決まりになっています(労働基準法)。働きすぎや残業の扱いに関わるので、応募先はほかの仕事の有無と、おおよその勤務時間を知っておく必要があります。
今の仕事は、職歴欄に書きます
アルバイトやパートの応募では、今続けている仕事も職歴欄に書きます。入社した年月を書き、最後の行に「現在に至る」と書きます。アルバイトの履歴書全体の書き方はアルバイトの履歴書の書き方で解説しています。
2024年 4月 株式会社〇〇(アルバイト) 入社 〇〇店にてレジ・品出しを担当 現在に至る 以上
2つ以上の仕事を続けている場合
今続けている仕事が2つあるなら、始めた順に入社の行を並べ、最後に「現在に至る」を1行書きます。「現在に至る」を仕事ごとに書く必要はありません。
2023年10月 〇〇株式会社(アルバイト) 入社 2025年 6月 株式会社△△(パート) 入社 現在に至る 以上
入れる曜日と時間を、固定で書きます
掛け持ちの応募でいちばん大事な欄は、本人希望記入欄です。今の仕事で埋まっている時間を除いた、入れる曜日と時刻を書いてください。
他店でのアルバイトを継続予定のため、以下の時間で勤務可能です。 勤務可能日:火・木・土・日 勤務可能時間:火・木は18時以降、土日は終日
「週2〜3日」だけでは、どの曜日に入れるのかが分かりません。今の仕事のシフトが月ごとに変わる場合は、固定で入れる曜日と、変動がある曜日を分けて書くと、シフトを組む側が判断できます。この欄のほかの文例は本人希望記入欄の書き方で解説しています。
掛け持ち先の社名は、書かなくて構いません
本人希望記入欄に、今の勤務先の名前まで書く必要はありません。入れる時間が分かれば足ります。職歴欄には社名を書くので、それで十分です。
応募する前に、自分の側の条件を確かめます
今の勤務先によっては、ほかの仕事をするときに届け出や許可が必要な場合があります。就業規則を確かめてから応募してください。とくに正社員として勤めながら副業でアルバイトをする場合は、先に確認しておかないと、あとで自分が困ります。
同じ業種の店で掛け持ちする場合も、今の勤務先の決まりを確かめておきます。面接で聞かれることがあります。
面接で聞かれやすいこと
| 聞かれること | 答え方 |
|---|---|
| 週に何時間くらい、今の仕事をしているか | おおよその時間を正直に。通算の労働時間に関わる |
| 繁忙期や急な欠員のときに入れるか | 入れる範囲だけを答える。無理な約束はしない |
| 今の仕事を辞める予定はあるか | 予定があれば時期を伝える。なければ続ける前提で |
今の仕事を近いうちに辞める予定があるなら、その時期と、辞めたあとに入れる時間も伝えてください。応募先にとっては、先の見通しが立つ情報です。
Rirekisyで作る場合
Rirekisyでは、様式を「バイト用」にすると、就労を希望する曜日・希望時間帯・勤務開始可能日・週の希望勤務日数を、専用の欄に分けて書けます。曜日はボタンで選ぶ形なので、掛け持ちで入れない曜日を外して選んでください。
職歴欄では、今の仕事に「在籍中(現在に至る)」のチェックを入れると、帳票に「現在に至る」の行が入ります。続けている仕事が2つあるときは、チェックを入れた仕事ごとに「現在に至る」が入ります。最後の「以上」は自動で右寄せで入ります。
よくある質問
Q. 掛け持ちだと、それだけで落とされますか
入れる時間が募集と合っていれば、掛け持ちだけを理由に落とされることは多くありません。合っていない場合は、掛け持ちかどうかに関係なく、時間が合わないという判断になります。
Q. 高校生で、2つ目のアルバイトに応募します
学校によっては、アルバイトに許可が必要です。掛け持ちも含めて許可の範囲を確かめてください。働ける時間帯にも、年齢による決まりがあります。
Q. 今の仕事は短期で、もうすぐ終わります
職歴欄には書いたうえで、本人希望記入欄に「〇月〇日で現在の勤務が終了するため、以降は平日も勤務可能です」のように、終わる時期と、そのあとに入れる時間を書いてください。
Q. 正社員の応募で、副業のアルバイトも書きますか
本業の職歴を書くのが中心です。副業のアルバイトは、応募先の仕事と関係が深い経験であれば書いて構いません。入社後も副業を続けたい場合は、面接で確認しておくと行き違いがありません。