公開日:2026年10月22日

資格も賞罰も無い、希望も特に無い。書くことが無い欄をどうするかで手が止まります。空欄は「書き忘れたのか、無いのか」が読み手に分かりません。だから基本は埋めます。ただし、空けておくのが正しい欄もあります。
結論:基本は埋め、空けてよい欄だけ空けます
履歴書の空欄は、読み手から見ると「書き忘れたのか、書くことが無いのか」が分かりません。書き忘れに見えると、確認の手間がかかる応募者として後回しにされます。書くことが無い欄も、「なし」「特になし」などと書いて埋めるのが基本です。
ただし、様式の上で空けておくのが正しい欄もあります。空けてよいかどうかは、欄ごとに決まっています。
書くことが無くても埋める欄
| 欄 | 書くことが無いとき |
|---|---|
| 日付 | 提出する日を書く。空けない |
| 職歴 | 「なし」と書き、次の行に右寄せで「以上」 |
| 免許・資格 | 「特になし」 |
| 賞罰(欄がある様式) | 「なし」 |
| 志望動機 | 空けない。応募先と自分の接点を1つ書く |
| 趣味・特技(欄がある様式) | 空けない。日常的に続けていることを書く |
| 本人希望記入欄 | 「貴社の規定に従います。」 |
| 扶養家族数・配偶者(欄がある様式) | 「0人」「無」など、当てはまるものを書く |
志望動機だけは、「特になし」で埋めてはいけません。応募する理由が無いことになるからです。書けないときの考え方は、履歴書の志望動機の書き方で解説しています。本人希望記入欄の文例は、本人希望記入欄の書き方にあります。
空けてよい欄
| 欄 | 空けてよいとき |
|---|---|
| 連絡先 | 様式に「現住所以外に連絡を希望する場合のみ記入」とあり、現住所への連絡でよいとき |
| 性別(自由に書き入れる欄) | 書かないと決めたとき。任意の欄なので、空いていても書き忘れには見えない |
| 通勤時間 | 配属先がまったく分からないとき/在宅での勤務のとき |
| 写真 | 応募先から「写真不要」と言われたとき |
| 学歴・職歴の余った行 | 「以上」より下の行。何も書かない |
| 免許・資格の余った行 | 書き終えた行より下。何も書かない |
空けてよい欄に、無理に何かを書き入れる必要はありません。性別欄に「未記載」や「—」を書き入れる必要もありません。性別欄の扱いは、履歴書の性別欄で解説しています。
「なし」と「特になし」の使い分け
どちらも「書くことが無い」という意味です。使い分けの目安は次のとおりです。
- 職歴・賞罰:「なし」。有るか無いかの事実なので、言い切ります。
- 免許・資格:「特になし」と書くのが一般的です。
どちらを使っても、誤りにはなりません。1枚の中で同じ欄に両方を混ぜないようにしてください。
欄を埋めるために書き足さない
空欄を避けたいからといって、関係の薄いことで欄を埋める必要はありません。
- 資格欄を埋めるために、応募先と関係の無い社内資格を並べる
- 志望動機の欄を、どの会社にも当てはまる文で埋める
- 本人希望記入欄に、細かい条件を並べる
こうした埋め方は、空欄よりも読み手の印象を下げることがあります。書くことが無い欄は「なし」で1行にとどめ、書く材料がある欄に力を入れてください。
提出前に空欄を見直します
書き終えたら、上の欄から順に空欄を見ていきます。空いている欄が、空けてよい欄の表に入っているかを確かめてください。入っていなければ、書き忘れか、「なし」の書き忘れです。
Rirekisyで作る場合
Rirekisyは、入力していない欄を空いたまま帳票に出します。「なし」や「特になし」を自動で入れることはありません。ただし職歴だけは、1件も入力しなければ、学歴の次に「職歴」「なし」「以上」が入ります。
免許・資格が無いときは、「免許・資格名」に「特になし」と入力し、取得年月は空けておいてください。本人希望記入欄は、空けると欄が白いまま出ます。希望が無ければ「貴社の規定に従います。」と入力します。性別は「未記載」を選ぶと、帳票の性別欄は空いたまま出ます。
書き終えたら「プレビューに反映」で、空いている欄が無いかを見てください。
よくある質問
Q. 空欄が1つあるだけで、不採用になりますか
それだけで決まることはまずありません。ただ、書き忘れに見える欄があると、ほかの欄も丁寧に読まれにくくなります。埋められる欄は埋めてください。
Q. 趣味が本当にありません
読書や散歩のように、日常的に続けていることで構いません。趣味・特技欄の書き方は、趣味・特技欄の書き方で解説しています。
Q. 空欄のまま提出してしまいました
電話番号やメールアドレスのように、空いていると応募先から連絡できない欄なら、早めに応募先へ連絡します。日付や「なし」の書き忘れ程度なら、連絡し直すほどではありません。面接で聞かれたら、口頭で答えてください。