公開日:2026年10月30日

履歴書を作りたい人が開くのは、履歴書を作るためです。使い方を覚えるためではありません。Rirekisy(リレキシィ)は、この当たり前のところから作りました。機能を増やすより、書く人の手を止めないことを優先しています。
結論:書く人の手を止めないことを、いちばんに作っています
Rirekisyは、使い方の説明を読まなくても、上から順に欄を埋めていけば履歴書ができあがるように作った作成ツールです。
そのために決めたことは、次の6つです。
- 説明を読まなくても、シンプルに書き進められること
- 機能が、書く人の邪魔をしないこと
- テンプレートを、あえて絞ること
- 整ったレイアウトが、崩れずに出力されること
- 入力したデータを、すぐに消せること
- 大がかりなサーバーを使わないこと
履歴書の作成ツールは、どれも似たものになりがちです。差の出にくいサービスだからこそ、細かなところに配慮して作りました。どれも、機能を足すより削るほうの決めごとです。以下、ひとつずつ理由を書きます。
説明を読まなくても、シンプルに書き進められること
履歴書を作るときに、作成ツールの使い方まで覚える余裕のある人は多くありません。応募の締め切りが近い人もいれば、スマホで空いた時間に少しずつ書く人もいます。
Rirekisyの入力画面は、履歴書の欄と同じ順番に並んでいます。基本情報、学歴、職歴、免許・資格、志望動機、希望条件の6つのステップを、上から埋めて「次へ」を押すだけです。いまどこを書いているかは、画面の上の6つの見出しで分かります。
手間のかかるところは、ツールの側で引き受けています。
- 郵便番号を入れると、住所が自動で入ります。
- 記入日は「本日の日付」のボタンで入ります。
- 職歴の決まった言い回しは、ツールが書きます。会社名と年月を入れれば「〇〇株式会社 入社」「〇〇株式会社 退社」の形になり、自営業なら「開業・廃業」、業務委託なら「業務委託契約を締結・契約終了」を選ぶだけです。「学歴」「職歴」の見出しや、最後の「以上」も自動で入ります。
- 入力した内容は、その端末に自動で残ります。途中で画面を閉じても、次に開いたときに続きから書けます。
使い方のページはありません。書き方で迷いやすいところ(ふりがなはひらがなで、会社名は正式名称で、など)だけを、ステップごとに「記入時の注意とポイント」として添えています。
機能が、書く人の邪魔をしないこと
履歴書の主役は、書く人自身の言葉です。作成ツールの機能は、その記入を手伝うためにあります。前に出てきて、記入の流れを止めてしまっては本末転倒です。
Rirekisyでは、補助の機能を記入の流れの脇に置いています。
- ボタンの位置を固定:「次へ」は右端、「戻る」は左端です。真ん中に「プレビューに反映」があります。どのステップでも同じ位置なので、指が迷いません。
- 書き方のポイントは別の欄に:パソコンでは入力欄の右、スマホでは画面の下にまとめています。入力の途中に割り込んで開くことはありません。
- AIは、押したときだけ動く:志望動機のAI作成と、証明写真のAI加工は、自分でボタンを押したときだけ使えます。使わなくても、書類は最後まで作れます。
志望動機のAI作成も、書く人の言葉を材料にしています。自分の強みや経験を入れてはじめて、下書きができる作りです。AIは白紙から書き出すきっかけまでを手伝います。仕上げるのは、書く人自身です。
テンプレートを、あえて絞ること
Rirekisyで作れる書類の形は、次の5つだけです。
| 書類 | テンプレート |
|---|---|
| 履歴書 | 写真あり(厚労省の様式例)/写真なし/バイト用(働ける曜日と時間の欄つき) |
| 職務経歴書 | 編年式(古い順)/逆編年式(新しい順) |
テンプレートがたくさんあると、選ぶところで手が止まります。似た形が並んでいると、どれが自分に合うのかを比べるだけで時間がかかります。履歴書の様式は、応募先から指定がなければ、厚労省の様式例で足ります。選ぶ手間をなくすことも、シンプルにすることの一部だと考えて、数を絞りました。
テンプレートは、出力の段階で切り替えられます。入力した内容はそのまま使われるので、形を変えるために書き直す必要はありません。様式の選び方は、履歴書の様式の選び方で解説しています。
整ったレイアウトが、崩れずに出力されること
Webで配られている履歴書のテンプレートには、次のようなものが少なくありません。
- 罫線が途中で途切れていたり、行によって線の位置がずれていたりする
- 長い文を入れると欄が伸びて、下の欄が次のページへ押し出される
- 欄の並びや見出しが、厚労省の様式例と違う
応募先は、たくさんの履歴書を見比べます。形が崩れていると、中身を読む前に雑な印象を持たれかねません。だからRirekisyは、出力の形が崩れないことをいちばん丁寧に作りました。
- 厚労省の様式例に沿った配置:令和3年4月に公表された様式例の項目と並びに合わせています。性別の欄も、様式例と同じく記入は任意です。
- 罫線と列の幅が動かない:入力した文字の量で、列の幅や罫線の位置が変わらないようにしています。
- 欄の高さが動かない:志望動機のような文章の欄は高さが決まっていて、長い文を入れても欄が伸びてページがずれることはありません。長い文は、出力のたびに実際に欄へ流し込んで高さを測り、欄に収まる長さを割り出してから出力しています。収まらない部分は出力されないので、プレビューで最後まで入っているかを確かめてください。
- 見たままが出力される:「プレビューに反映」で表示されるのは、実際にダウンロードされるPDFそのものです。スマホのブラウザでは、PDFをページの中にそのまま表示できないことがあります。そこでRirekisyは、PDFを画面に描き直して表示する仕組みを組み込み、スマホでもパソコンと同じ姿で確かめられるようにしています。
入力したデータを、すぐに消せること
履歴書には、住所、電話番号、生年月日、顔写真と、人に見られたくない情報がそろっています。書き終えたあとも端末に残ったままだと、共用のパソコンや人から借りたスマホでは、次に使う人の目に触れるおそれがあります。
Rirekisyでは、プレビューのすぐ下に「このデバイスから入力データを削除」のボタンを置いています。押すと、履歴書と職務経歴書の入力内容、証明写真が、その端末からまとめて消えます。文字の欄だけでなく、「在籍中」のチェックや働ける曜日の選択、テンプレートの選択まで、すべて最初の状態に戻ります。書類ごとに分けて消すことはできません。一部だけ消して、残りを消し忘れることがないようにするためです。
写真の扱いも、残さないことを基本にしています。
- アカウントを作らずに使っている場合、証明写真をRirekisyのサーバーに保存することはありません。プレビューを作るときに使った写真のファイルも、使い終わったらその場で消しています。
- AIで写真を加工するときは、加工のために写真をAIのサービスへ送ります。加工した写真をRirekisyのサーバーに保存することはありません。
- アカウントを作った場合は、書類と写真をアカウントに保存します。アカウントを削除すると、保存した書類と写真も削除されます。
入力した内容が端末に残るのは、書きかけの履歴書を失わないためです。使い終わったら消す、という使い方を、ボタン1つでできるようにしました。写真の扱いはRirekisyの写真機能で、アカウントに保存するものとやめ方はRirekisyの会員機能で解説しています。
大がかりなサーバーを使わないこと
Rirekisyは、汎用的な小規模のサーバーでも動作する仕様になっています。これには2つの理由があります。
仕組みが軽いので、止まりにくい
PDFは、ボタンを押したその場で作っています。PDFを作るために、別の場所で処理の順番を待つ仕組みや、常に動かしておく別のプログラムはありません。部品が少ないほど、止まる箇所も少なくなります。応募の直前に「作れない」ということが起きにくい作りです。
運営の費用が小さいので、無料で続けられる
大きなサーバーを借りると、使う人が少ない時間にも費用がかかり続けます。Rirekisyは仕組みを軽くして、運営の費用を小さく抑えています。無料で使えるサービスを、無料のまま続けるための選択です。
よくある質問
Q. 本当に無料ですか
無料です。履歴書・職務経歴書の作成からPDFのダウンロードまで、費用はかかりません。アカウントを作らずに使うこともできます。
Q. AIを使わないと、ちゃんとした履歴書になりませんか
なりません。AIは、使いたい人が押したときだけ動く補助です。すべての欄を自分で書いても、出力される履歴書の形は同じです。
Q. テンプレートの数が少なくて困ることはありませんか
応募先から様式の指定がなければ、困ることはほとんどありません。指定された様式がある場合は、その様式に従ってください。
Q. 共用のパソコンで使っても大丈夫ですか
使えます。書き終えてPDFを保存したら、プレビューの下の「このデバイスから入力データを削除」を押して、入力内容と写真を消してください。アカウントにログインしていた場合は、ログアウトでも端末の入力内容が消えます。