公開日:2026年10月19日

応募フォームに「最終学歴」という欄があって、手が止まることがあります。大学を中退した場合は大学なのか、高校なのか。専門学校と大学の両方を出ていたらどちらなのか。最終学歴は「最後に通った学校」のことではありません。考え方は1つです。
最終学歴は、卒業したなかでいちばん上の学校です
最終学歴とは、卒業(修了)した学校のうち、いちばん上の段階のものを指します。最後に通った学校のことではありません。
| 経歴 | 最終学歴 |
|---|---|
| 高校を卒業して就職した | 高等学校 卒業 |
| 大学を卒業した | 大学 卒業 |
| 大学を卒業したあと、専門学校を卒業した | 大学 卒業(一般的な考え方) |
| 大学院の修士課程を修了した | 大学院 修了 |
| 高校を卒業し、大学を中途退学した | 高等学校 卒業 |
| 高校を中途退学した | 中学校 卒業 |
中途退学した学校は、最終学歴になりません
中途退学した学校は、卒業していないので、最終学歴には数えません。その1つ前に卒業した学校が最終学歴です。
ただし、履歴書の学歴欄には、中途退学した学校も書きます。在籍していた事実は省きません。「最終学歴として何を答えるか」と「学歴欄に何を書くか」は、別の話です。中途退学の書き方は高校中退・中卒の履歴書の書き方で解説しています。
在学中のとき
今も学校に通っている場合、最終学歴は今の学校の「卒業見込み」として答えるのが一般的です。応募フォームの選択肢に「在学中」や「卒業見込み」があれば、それを選びます。選択肢がなければ、今通っている学校の種類を選んでください。
履歴書に「最終学歴」という欄はありません
厚生労働省の様式例をはじめ、一般的な履歴書には「最終学歴」という欄はありません。あるのは学歴欄で、そこに学校を順番に書いていきます。最終学歴は、学歴欄の最後に書いた卒業の行から読み取られます。
「最終学歴」という言葉が出てくるのは、主に次の場面です。
| 場面 | 答え方 |
|---|---|
| 応募フォームの選択欄 | 卒業したなかでいちばん上の学校の種類を選ぶ |
| 募集要項の応募資格(「高卒以上」など) | 自分の最終学歴が条件を満たすかを確かめる |
| 学歴欄をどこから書くかの目安 | 最終学歴の1つ前の学校から書き始める |
学歴欄は、最終学歴の1つ前の学校から書きます
学歴欄を書き始める位置は、最終学歴で決まります。
| 最終学歴 | 書き始め |
|---|---|
| 大学・短期大学・専門学校 | 高等学校の入学から |
| 高等学校 | 中学校の卒業から |
| 中学校 | 中学校の入学から |
小学校から書く必要はありません。転職やアルバイトの応募での書き始めと、行が足りないときの削り方は履歴書の学歴はどこから書くかで、学歴欄の書き方は学歴・職歴欄の書き方で解説しています。
「高卒以上」に、専門学校や中退は当てはまるか
「高卒以上」は、高等学校を卒業しているか、それより上の学校を卒業していることを指します。大学を中途退学した人も、高等学校を卒業していれば当てはまります。高等学校を中途退学していて、高等学校卒業程度認定試験に合格している場合の扱いは、応募先によって違います。募集要項に書かれていなければ、応募の前に問い合わせてください。
Rirekisyで作る場合
Rirekisyの履歴書に「最終学歴」という入力欄はありません。学歴は、学校ごとに学校名・入学年月・卒業年月と区分(卒業/修了/在学中/卒業見込み/中途退学)を入力します。中途退学した学校も、区分で「中途退学」を選んで入力してください。
よくある質問
Q. 大学を中退しました。最終学歴は大学ですか
高等学校の卒業が最終学歴です。学歴欄には、大学の入学と中途退学も書きます。
Q. 大学を出たあとに専門学校を卒業しました
一般的には、大学の卒業を最終学歴として答えます。学歴欄には、どちらも入学と卒業を順番に書きます。応募する仕事に専門学校で学んだことが関わるなら、志望動機で触れてください。
Q. 職業訓練校は、最終学歴になりますか
なりません。職業訓練は学校教育とは別の制度です。
Q. 最終学歴を、実際より上に書くとどうなりますか
経歴を偽ったことになります。卒業証明書の提出を求められた段階で分かり、採用の取り消しや解雇の理由になることがあります。事実のとおりに書いてください。