公開日:2026年10月19日

文字が小さすぎて読みにくい。大きすぎて欄に入らない。履歴書の文字の大きさには、法律のような決まりはありません。ただ、読む側が楽に読める大きさには目安があります。パソコンで作る場合と手書きの場合に分けて見ていきます。
決まりはありませんが、目安はあります
履歴書の文字の大きさに、決まった規格はありません。目安になるのは、読む側が拡大せずに読めることと、1枚の中で大きさが揃っていることの2つです。
パソコンで作るときのフォントサイズ
| 箇所 | 目安 |
|---|---|
| 本文(学歴・職歴、志望動機など) | 10〜11ポイント。欄が小さい様式では9ポイント台でも読める |
| 氏名 | 14〜18ポイント。本文よりはっきり大きく |
| ふりがな、欄の見出し | 8〜9ポイント |
8ポイントを下回ると、印刷したときに読みにくくなります。欄に入りきらないからといって、そこまで小さくするのは避けてください。
書体は、明朝体かゴシック体
書体は、明朝体かゴシック体の標準的なものを使います。手書き風の書体や丸みの強い書体は避けてください。1枚の中で書体を混ぜないことも大事です。職務経歴書を一緒に出すなら、2枚の書体を揃えます。
数字とアルファベットは、半角で揃えます
年月や電話番号の数字は、半角で揃えると収まりがよくなります。全角と半角が混ざると、行ごとに幅が変わって見えます。
手書きの字の大きさ
手書きの場合は、ポイントではなく、欄の高さに対する割合で考えます。
| 欄 | 字の大きさの目安 |
|---|---|
| 学歴・職歴、免許・資格の行 | 行の高さの6〜7割 |
| 氏名 | 欄の高さの6〜7割。ほかの欄より大きく |
| 志望動機・本人希望記入欄 | 学歴・職歴の行と同じくらいの大きさで、行を揃えて書く |
罫線のない大きな欄は、字の大きさがばらつきやすいところです。鉛筆で薄く横線を引いてから書き、インクが乾いたあとで消すと、行が揃います。
欄からあふれるとき
入りきらないとき、最初にすることは、字を小さくすることではありません。書く内容を減らすことです。
| 順番 | すること |
|---|---|
| 1 | 同じことを2回言っている文を削る |
| 2 | 「〜させていただきたく存じます」のような長い言い回しを短くする |
| 3 | エピソードを1つに絞る |
| 4 | それでも入らなければ、0.5ポイントだけ小さくする |
ある欄だけ字が小さいと、そこだけ詰め込んだように見えます。小さくするなら、同じ種類の欄はすべて同じ大きさに揃えてください。
逆に、欄が余るとき
欄が大きく余るからといって、字を大きくして埋める必要はありません。字の大きさは変えず、余白は余白のままにします。志望動機の欄が半分以上余るようなら、字ではなく内容を足してください。
印刷して確かめます
画面で見た大きさと、紙に印刷した大きさは違って見えます。提出する前に、実際の大きさで1枚印刷して確かめてください。メールで送る場合も、相手は印刷して読むことがあります。用紙と印刷のしかたは履歴書の用紙サイズと印刷で解説しています。
Rirekisyで作る場合
Rirekisyの履歴書は、書体が明朝体(IPAex明朝)で、文字の大きさは欄ごとに決まっています。入力する側で大きさを選ぶ必要はありません。本文は9〜9.5ポイント、氏名は15ポイントで出力されます。
入力した量が多くても、文字は自動で小さくなりません。志望動機などの欄に入りきらない分は、帳票に出ずに途中で切れます。「プレビューに反映」で文の終わりまで出ているかを確かめ、切れている場合は文を短くしてください。
よくある質問
Q. 志望動機の欄だけ、字を小さくしてもよいですか
1ポイント以内の差なら目立ちません。それ以上小さくするなら、内容を削るほうが読みやすくなります。
Q. 名前はどれくらい大きく書きますか
ほかの欄よりひと回り大きく、欄の高さの6〜7割が目安です。姓と名のあいだは、1字ぶん空けます。
Q. 太字や下線は使ってよいですか
履歴書では使いません。強調したいことは、文の最初に書いてください。職務経歴書の見出しには、太字を使って構いません。
Q. 手書きで、字が下手なのが気になります
読まれるのは上手さではなく、ていねいさです。大きさを揃え、線をはっきり書けば、読みやすい履歴書になります。気になる場合は、パソコンで作る方法もあります。